サスライガーはよくJ9シリーズで人気がないとか言われ
てるけど、それは間違ってるぞ。サスライガーがJ9シリーズで一番好きっていう人も結構いる。それはそれでいい世界を作り出していると思う。 前二作と比べるとサスライガーの資料って本当に少い。情報があまりないのが残念。もうあれから20数年近く経ってるし今から情報収集しようとしても中々難 しい。 少しでもサスライガーの情報が詳しくわかるようにここで私が手に入れた設定資料集の言葉をそっくりそのまま載せておくね。雑誌アニメディアについていたも のだけど唯一これが今私の手元にあるサスライガーの情報。 |
J9シリーズ第一弾『銀河旋風ブライガー』、第二弾『銀河烈風バクシン
ガー』と続き、『銀河疾風サスライガー』はシリーズの第三弾。 『バクシンガー』は新太陽系世界の動乱期をえがいていたが、『サスライガー』はそれから百年たった時代が舞台となっている。新太陽系全域も安定し、文化 は極度の華やかさをみせている。アステロイドでは、ゲームセンターやカジノ、スピードレース場を備えたアストロドームがいくつもたち並び、若者たちはその 中で、華やかな生活を繰り広げている。 そんなカジノの中で、不思議な光景が起っていた。I・C・ブルースと異名をとる若者が本物のI・Cゲームに挑戦し、記録的な勝率をあげ続けていた。そし て、ゲームの最終シュートに勝てば、彼は太陽系始まって以来の天文学的な財産を手にいれようとしていたのだった。 アストロドームのオーナ、また暗黒街の影のボスであるブラディ。ゴッドは、ゲームの中止とさらに大きな賭けを申し出た。その賭けにブルースが勝てば現在の 儲けの倍額を手にいれ、負ければ全てがチャラになるというものだった。ブルースはそれを受け入れた。 その賭けとは、太陽標準時にして、この先一年後までに太陽系内の主要惑星50に全て回って帰ってくるというものであった。回った証拠に描く惑星の記念碑に JJ9の文字を刻んでくることだった。 一年間に50の惑星を回りきることは、とうてい不可能とみられていたが、ブルースはあえてそれに挑戦した。手持ちの全財産をすべてつぎこんで、特注メカ を発注。それが、戦闘ロボットに変形可能な銀河超特急メカ『サスライガー』であった。 このI・Cブルースに共感して、チームのメンバーになるのがガンをとっては太陽系ピカ一の早撃ち、ロック・アン・ロック。スピード狂でメカにかけては天才 的なビート・マッケンジー。そして、女ながら盗みのプロフェショナルのバーディ・ショウのセクシーギャル達だ。 彼らは、行く先々の惑星でレースに出場したり、運び屋をひきうけたり、よろず請負人となってかつやくする。またブラディ・ゴッドの暗黒組織がどのような妨 害をしかけてくるのか。太陽系をあげての大勝負に、4人の若者が挑戦する、スリスとサスペンスにとんだ『サスライガー』の全とは多いに楽しみというところ だ。 |
以上のように紹介されてました。 さらにチーフディレクター四辻たかお氏のコメントでサスライガーは小さな子供にも面白く感じられるように漫画っぽい感じに作ろうとあった。 だけどブルースはプカプカ煙草吸ってるし、さらにステファニアとの絡みは子供みちゃいけないシーンだし、あまり子供が観るような番組じゃなかったぞ。 "画面はきれいで派手だけれどもそれだけ"といったものを作りたくなかったみたいで作品全体を楽しめるようにするつもりだったともある。 でもやっぱり作画はそんなにきれいではなかったような(←おいっ) という設定から始まったのがサスライガーだったって訳だ。作っているうちにきっと色々とアイデアが浮かんで違う方向に走った事もあったかもね。 これで少しはサスライガーの世界が良くわかったかな。 |