第3話
『地獄のビーナス』

金星が舞台のお話。なんでも金星を人間が住 めるように開発しているが、ベルチ・バルチが仲間を生きたままロケットに乗せられて金星に打ち込まれたところを見た。

残酷な話だ。そしてポンチョがこの男の事を30絡みの冴え ない男とJ9達に紹介しているがそれもまた裏で可哀想な事を言われているもんだ。

さてJ9基地へマカローネ所長とグラターノ助手がやってくる。

「揉め事かね、所長」

「ああ、ウエストJ9にはお前みたいな正体不明の曲者がゴロゴロしているんでな、アイザック。それにこの間から妙な宇宙船がキザに飛び回っているんでな」


「ほぉー、それは初耳だ」


アイザックのおとぼけがなんかかわいく思える。ここ でグラターノ発言。
「とぼけるな、ふざけるな、嘘をつくな」

アイザックが睨みをかましたところでグラターノはたじたじ。
「やぁ〜へへへやぁ・・・」

グラターノは正しいんだけどね。アイザックは泣く子も黙る程の睨みだもんね。でもこの人20歳なんだよね。すごい貫禄だよ。

それからメイの登場だけど、この時口笛がヒューって響く。
そしてメイはマイクを持って上の方から手すり み たいなところに座っている。

「アイザックさん、仕事の依頼よ」


おい、カラオケじゃないぞ。なんでマイクもってるん だ。一言仕事の依頼と叫ぶだけでいいような気がするが、この登場の仕方ちょっと笑った。しかも目瞑って座ってるし、2111年ではもうちょっとましな装置 はないのだろうか。

仕事の依頼を受けての会話

「そうこなくっちゃ。ねえキッドさん」

「さあね、鬼が出るか蛇がでるか。せいぜいかわいこちゃんが出て貰いたいもんですな、 ボウィさん」

「そうそう、そういうこと」

ここは普通の会話だけど、ボウィが仕事の依頼金だけではしゃいでいるけどキッドは銃を磨きながら冷めて落ち着いているところが対象的。でもキッドいっつもハンカチ持ち歩いているの?

依頼主の依頼を聞きに一同地球へ行くことに。でもさアステロイドか ら地球まで短時間で行けるものなんだろうか。

「ボ〜ウィ〜さん。お土産忘れないでね」
とメイ。

いくら地球に行くからってお土産買う暇があるんだろうか。でもメイもボウィだけに頼むってお人好しな性格を知っているからだろうか。

「あいよ。メイリンホー。まかしといてちょーよ」
快く受けるボウィ。そこへお町が会話に入る。

「ボウィのかんおけはお土産になんないかな」
「ぎく! そりゃ冗談過ぎるってもんですよ、お町さん。きれいな顔して随分残酷な事をいっちゃってくれちゃって。エンジェルお町なんてよくまあつけた奴の気がしれな いね」
「相手によってはエンジェルにもなるわ、うーん(色っぽく)」
「あーそうですか、あーへー、相手が悪くて悪うござんしたね。 そうかいそうかい」

優しいボウィがメイのお土産を快く引き受けたのに、お町のブラックなジョークは全然面白くない。なんかボウィが可哀想。この会話は酷いぞ。

依頼主に会うために地球にいくけど、なんであの依頼主お城に住んで るんですか。しかも海辺の側で周りは何もない。なんて不自然な住まいなんだ。ただでさえ命が狙われているのにあんな目立つ分かりやすいとこ ろにいたら狙って下さいって言ってるもんだよ。

「見なよ、宵の明星。俺達がこれから行こうっていう金星だ。灼熱の地獄の星だ」

窓から金星を眺めるキッド。台詞がきざだね。宵の明星ってそんな言葉も私は思いつかないよ。しかもわざわざ皆の前で語りかけてるところがやっぱりキザだ よ。でもそんなあんたが大好きなの〜。

金星ではボウィとアイザックがブライスターで囮となって敵を引き付ける間、キッドとお町は内部に侵入。

「お町、資料室を探せ。俺は出来るだけ派手にやる」

ここでキッドは宙返りをしたりしてうちまくる。宙返りが好きな男で ある。宇宙だと重力の関係でやりやすいのかな。

キッドとお町が無事に任務をやり遂げてブライスターに戻ろうとするんだけど、その時にブライスターから出てきたのがなんと縄ばしご。2111年にはもっと画期的な収容方法がないんだろ うか。せめて自動で引き上げてくれるものとか。縄ばしごだったら自 力であがらないといけないじゃない。なんか笑える。

証拠のテープを回収したものの、依頼主はや はりあっさりと城を爆破されて殺された。あんなところにいつまでもいるからだよ。依頼主のためにと宇宙で海賊放送をしているラスプーチンという男に会いに 行く。アイザックの知り合いみたいだけど、ラスプーチンは久し振りの再会を喜んでたのにアイザック用件を言ったかと思うとすぐに去った。きっとラスプーチ ンも「えっ、もう帰るの?」と思っていた事だろう。

ここで初登場となるラスプーチンだけど、この時は両目がしっかり見えている。後にアイパッチをつけて登場するんだけど、この後ラスプーチンの目に何が起こ るんだろう。

最後のシーン
「いくら俺達が太陽系の地下組織相手にかりかりしたって勝負ど きじゃないんだよね、アイザック」

とキッド。やはり冷めているというのか割りきっているというのか。

「まあ、そんなとこだ」

「いやだね。ご立派ですよ皆さん。情け無用のJ9とはよく言っ たもんですよ。ほ〜んと」
ボウィは一番情に厚いやつなんだろうね。

「400万ボールに飛び付いて仕事する気になったのはどこの誰 でしたっけねぇ〜」
キッドが言うようにボウィは金にも目がない男でもある。

「あっあー、仕事は仕事よキッドさん。ねえアイザック。(こ こでアイザックからお金を投げられる。) ど、どうなっちゃってんの」

「ポンチョの手数料を差し引いて一人頭200ボールだ、ボ ウィ」

「ちょ、ちょ、ちょっと、400万ボールがどうして200ボー ルぽっち。計算合わないじゃん」

「ラスプーチンの海賊放送でベルチさんの望み通り放送して貰っ たのでその電波料で殆んどパー」

「パー、ほんとの話?」

「正義と真実はお金のかかるものなのさ、ボウィ」
キッド、なんでも金ですか。。。

「またまた・・・」

ここでボウィは皆から笑われる。

時には儲けの事を考えないで仕事するのもJ9のいいところ。少しは情けがあるじゃないの。

「真実も正義も夢も金次第。そんな風には思いたかないが、なぜ か寂しい人の世にせめてみせたい意地がある。コズモレンジャーJ9、お呼びとあらば即参上」

付け加えて、復讐の仕事の依頼も金次第じゃない、あんた達!


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