第17話
『怒りのクーガ』

このエピソードは私には辛い。キッド好きな人にはかなり不評なエピソー ド。今見直しても本気でヤキモチ焼いちまうほど。何度も観てると、ところどころにキッドがジャクリーヌに気がある細かい部分を再発見してしまった。

「ふざけるな。お前を今日まで育ててやったのは誰だと思ってい るんだ」
「それは・・・」
「不時着した宇宙船から幼いお前を救い出し、実の娘のように育 ててやったのはこの私だぞ」

ジャクリーヌは殺された最愛のペットだったクーガーを蘇らせようと最新技術を使ってクーガの脳を組み込んだロボットを作る。しかしそれを養父がガリレオコ ネクショ ンに兵器として売ってしまうところから話が始まる。

この養父、実の娘のように育ててやったとあるが、所詮やっ ぱり他人だよ。なんという冷酷な養父だよ。ジャクリーヌが銃を突きつけられてもなんとも思ってなかった。

物質拡大エネルギーでクーガはでかくなる。またまたびっくり設定。

クーガは未完成のまま大きくされて生身の部分の脳がおかしくなり凶暴化して逃走してしまう。ガリレオコネクションに「捕まえられなかったら命で払え」と脅 され J9へ依頼を持ち込む。

アイザック「ところで報酬はいくらかな」
ジャクリーヌの養父「一千万で」
「一千万!?」
ボウィ「やろう、やろうよ。こんな仕事逃がすことないじゃんか」
キッド「おたくころっと態度変えるのね」
アイザック「ガリレオコネクションはおたくにいくら払った?」
ジャクリーヌの養父「いや、あの、それは」
ボウィ「あれ、言葉に詰まるほどないでしょ」
ジャクリーヌの養父「よ、四千万です」
ボウィ「ということは八千万か、なーる」
「いや・・・私は嘘なんか」
お町「いいのいいの言い訳なんか。こういうときには誰でも嘘をつきたくなる もんなのかれして」
アイザック「では三千万ボールで手をうとう。クーガの制作費もあることだろ うしな」

お金のない人からはもらわず、ある奴からは取る。しかも制作費とか考慮 して妥当な金額を提示するからアイザックはきっちりとしてるよね。感心するわ。

ポンチョ「あ、あの〜あっしの分け前もその分増やして頂けますよね」
アイザック「今のは依頼主との直接取引きだ。お前には関係ない」
みんな一斉にアイザックを見る。
「関係ない」

このシーン好きだな。アイザックの潔い鶴の一声に皆も便乗するところが息がぴったりとあってるって感じ。

貨物船の運転手が登場して「もうすぐこの仕事も終わりだな」と 言うところでクーガに襲われる。あんたの命も終わりだなと思ってしまっ た。可哀想な役だ。

ジャクリーヌがクーガーをコントロールしようと試みるけど反対にアタックされてJ9に助けられる。宇宙船が火を噴いてたけど、ブライスターから光を放た れて消えた。なんでもできるんだな。宇宙空間って酸素ないけど火は燃えるものなのかな?

「ク、クーガ」
ジャクリーヌが気がつくとそこはJ9基地のベッドの上。しかも4人に見つめられていた。みんな気がつくまでじーってみてたのか。そしてここでキッドがな ぜかウインクするんだよな。なんで?もうすでに好みのタイプだったのだろうか。(はあ〜←ため息)

「ここはどこ?」
「無理しちゃいけないよ。寝てるんだ」
「ありがと」

なぜかキッドが近づいてジャクリーヌにブランケット被せる。なんでそんなことするんですか。本気でこのシーン嫌っす!(←たかがアニメに私は馬鹿か)

ボウィ「おんやまあ、お美しい女性にはお優しいこって」
お町「うーん。だからおモテになるのよねキッドさんは。ボウィちゃんも 見習いましょうね」
キッド「そういうこと。イエーイ」
お町「イエーイ」

はぁ?なんでキッドがそういうことでイエーイなんですか。美人には優しくして気を惹こうとしてるんでしょうか。やっぱりいやっす、このシーン。(←しつこ いって)

折角助けてもらったのにジャクリーヌは皆がガリレオコネクションの手先だと誤解してJ9に銃を向ける。

キッド「で、どうやったら無傷でクーガを取らえられるんだ」
ジャクリーヌ「あんたたちにできっこないわ」
ボウィ「おーお、なめてくれちゃって」
キッド「よおーし、じゃお嬢さんに俺達の凄腕しかとみててもらおうっ か
キッド、ボウィ、お町「イエーイ」

ジャクリーヌに向かって三人がイエーイと親指立ててポーズをとる。ジャ クリーヌ引いているぞ。

クーガをとっつかまえようとして腕を噛まれるブライガー。キッドが声を上げるけど噛まれて痛いのか?ロボットなのに・・・そのあとまたがってクーガに乗っ てしまうのがちょっ と笑える。

「意外にあっけなかったな、さっ送っていこうか」
なんでキッドとジャクリーヌが二人で降り立ってるんじゃ。他の皆はまだブライサンダーの中で空飛んでるし。しかもジャクリーヌの養父の変装の手伝いしてる し。

死んだと思ったクーガがまだ生きていた。そして町に攻撃をしかける。人が逃げ惑うけどこのシーン、同じ人が連続して登場している。ちょっとくらい描きわけ たらいいのに、もろ同じセル画を何度も使ってますよってシーンだ。昔はこれで通用したのね。

町が壊されるけど、ブライガーもまた派手に壊したこっ ちゃ。これで何人死亡者がでたんだろう。普通なら訴えられると思うんだけど・・・

クーガをやっつけた後キッドがアップになって辛い顔をする。このシーン深読みしたらジャクリーヌに申し訳ないってことだと思う。冷めたキッドのはずなのに 一人の女性のことに対してこのような感情を抱くのはやっぱりジャクリーヌに少し気があった?(くそぉ〜)

空港内でキッドがジャクリーヌにお見送り。懐からすごい分厚い金の束を出すけど、あそこにいつも何かをいれられるんですね。だけどあんなに分厚いものをいれても平らになる不思議な空間だ。

「クーガのことはもう忘れるんだな。失ったも のにくよくよするよりしっかり前をみて生きるんだ」
「そうね、冥王星でしばらく頭を冷やしてあなたのような素敵な 人を愛するようになって戻ってくるわ」

ここでジャクリーヌがキッドにキスをする。キッドびっくりして一度離れるけど目を閉じて再びキスをする。それも長ーーーく。長すぎるぞ。

そしてジャクリーヌ去っていくが、なぜ故にキッドは後を追うのよ。


私にとってこのシーンはすごく嫌だけど、 ジャクリーヌは感謝の意味を込めてキスをしたんだと思う。キッドを本当に好きじゃなくてキッドのような男性を好き になってみたかったんだと思う。彼女が言っていた「あなたのような素敵な人を愛するようになって」っていう部分、まだキッドのことをこの段階では好きかわ からなかったから、よく考えてもしこれから先気になったらまたキッドのことを探しに戻ってくるっていう意味なんだと思うな。

でもキッドにしたら突然のキスに心ときめいてしまって、女に目覚めた部分があったと思う。このまま側にいてくれたらきっと好きになるって自分でもわかって いたから彼女に行かないで欲しかった。だから足が勝手に動いて後をつけてしまう。彼女が去っていったらもう二度と会う事もないのもわかっていたんだろう な。最後までついていったのはもう会うこともない、少し気になった女性にさようならをこめていたんだと思う。切ない淡い恋心にちょっとセンチメンタルに なったキッドだったのかもしれない。

そこまで分析するか〜

なくした日々のむなしさに、明日の幸せ求める女。旅路遥かな冥 王星にせめて賭けたい人の夢。コズモレンジャーJ9、お呼びとあらば即参上!

さてこの続きの二次小説を作りました。読んでみようと思われる方はこちらへどうぞ。

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