第31話
『ドーエ星ふたたび』
ディーゴ「まもなくドーエ星だな」
シュテッケン「うーん」
ディーゴ「俺達銀河烈風が初めて旗揚げしたのがドーエ星のツーデンの谷だった」
シュテッケン「ああ、思い出すな、あのときのことを・・・。懐かしいぜ」
ディーゴ「帰ってきたんだ、帰ってきたんだぜ俺達は」

ファンファン「ほらみてツーデンの谷が見えてきたわ」
ジャッキー「うわー懐かしいな」
ライラ「うーん、久しぶりっていうのもいいもんね」
佐馬「バクーフ内の閣僚の決定を良しとしない正義の軍人たちが集結しているそうだが、どの 程度のものかな」
ライラ「正義派か・・・」

ツーデンの谷にはバクーフの好意に反発する正義派軍人達が集まっていた。

ディーゴ「引き裂かれた正義に怒りで立ち上がる人間がこれだけか。バクーフ 600年の伝統とはこんなものだったのか」
シュテッケン「これが歴史の流れの現実だ。俺達は人の力などあてにしてこなかった」
ディーゴ「俺達はいい。しかし命を懸けて戦うユーリ閣下が救われぬ」
ユーリ「いや、私にとっては予期した以上の人数だ。私は一人でも嬉しかったろう」

ユーリコールが唸り手を振り涙ぐむユーリ。

ユーリ「カイライの荒馬将軍だった私をこれほどとは・・・」

ユーリ「ドン・コンドール、私は、私は今日から自分の意地や恨みで戦う気持 ちを捨てたいと思う。今日までそんな精神で戦ってきた自分が恥ずかしい」
ディーゴ「てや〜(そんな感じの声だった)閣 下」
ユーリ「総将軍職を解任された私はもはや丸腰のただの男にすぎん。そんな私に対して今日兵士 達が示したあの姿勢の熱情はどうだ。あのような熱い血の心を私は一度も知らずに生きてきた。私は今日初めてわかった。戦いとは個人の思いを越えて一つの清 らかな正義に殉ずる精神の発露だということをな」
ディーゴ「閣下」
ユーリ「いや、やっと君たち銀河烈風の強さの秘密がわかりかけてきたのさ。はははは」

ドーエ星には太陽系最大の軍事企業ビクトール社の私設軍隊が集結していた。これがどっちにつくのか不明でディーゴたちは懸念していた。

一方ケイ・マローンはトルサ星軍を貸してくれと頼むが断られ、またバクーフと銀河烈風が自然に力を失うと過少していた認識に腹を立ててしまった。

ビクトール社がどちらにつくかわからないために偵察していたビリーとリー兄妹。ナターシャは武器の横流しをする車をおいかけて攻撃したところでジャッキー がとばっちりを受け手当てにビクトール社へと招かれる。

この事故が起こるときにビリーの目が久々に開いているのに 注目してね。

ナターシャは過去に二人の子供と生き別れになり、しかも名前がリー兄妹と同じ事を知って動揺してしまう。また自分の母親が好きだったという蘭の花が飾られ ているのをみて母の面影を追うジャッキーであった。

ディーゴ「あーあ、ブルー惑星海のガオーカ星か。反連合軍がイーゴに挑戦 状って訳か?」

バスローブを身にまとい葉巻を吸うディーゴ。

シュテッケン「ドーエ星の正義派の連中がガオーカ星とわたりをつけたとする とここで連合軍を向かえ打つ手はねぇ。合流すればトーバ・ミフーシに匹敵する戦いが展開できる」

ソファーに寝っころがっているシュテッケン。なんかこの雰囲気怪しい な。もしかして二人の間になんかあったか?(←おいっ)

ディーゴ「うーん。ガオーカ星の向こうはレッド惑星海アエイズ星のモーリ閣 下もかつてのユーリ閣下とのしこりはあるが、バクーフ閣僚決議に憤慨して今は連合軍と徹底交戦の構え出しな」
シュテッケン「それだ!力を合わせれば一大勢力だ。時代の流れを変えることができるぞ、ディーゴ」
ディーゴ「とすると、シュテッケン!一刻も早くここを引き上げる手だな」
シュテッケン「ただしビクトール産業の動きがはっきりせぬうちは移動は難しいな」
ディーゴ「うん、最悪の場合ビクトール側を叩き潰して突破すればいいんだ」

葉巻をもって口元で軽く何度もぶつけているようなしぐさだけど口元があいていない。どうやってしゃべってるんだ。腹話術?

シュテッケン
「強気だな」

ドレスをまとったファンファンがいきなり部屋に入ってくる。ファンファ ンもし二人が人にみられたくないことしてたらどうすんのさ・・・(考えすぎ)

そしてジャッキーはナターシャが自分の母親だったらと考えていた。

セゾンJr.が来ている。ディーゴは自分で飲み物を機械から出していた。あのオレンジ色の液体はやっぱりオレンジジュース?

そこへスリーJからの連絡が入りケイ・マローンがドーエ星に向かってビクトール産業に攻撃要請をしたことを伝える。

ビリー「なんだって、攻撃を」
ライラ「まずいわ。ビクトール産業軍ともめている間にケイの艦隊が合流してきたら勢力から いって勝ち目はない」
佐馬「ビクトールをたたくなら今のうちだぜ」
シュテッケン「どうするディーゴ」
ディーゴ「うん、先制攻撃しかないな」
佐馬「よし、そうと決まれば」
ライラ「急ぎましょう」

ジャッキーとファンファンがナターシャに頼むと申し出る。ディーゴは許さないがビリーがついていくということでなんとかOKをもらう。

説得するジャッキー。そして話をしているうちに過去の話がそれぞれ一致して本当の親子だということがわかる。ナターシャは二人を危険な場所には戻せないと 守ろうとするがジャッキーは言い切った。

ジャッキー「・・・僕はもう子供じゃない!銀河烈風の男です」

ジャッキー「ビリーさん、おいら後悔なんかしない。自分で決めたことなん だ」
ビリー「男だもんな」

ファンファンも二人の後を追う。

ビリー「ナターシャさん。二人が自然に戻れるそのときまで僕が責任をもって お預かりします」
ナターシャ「あなたは」
ビリー「銀河烈風一番隊隊長、真幌羽士郎といいます」

おっ、本名いったぞ。

さて、動こうとしないビクトール社。ケイ・マローン焦る。

バクシンガーは敬礼をして去っていく。なんかお茶目。ナターシャは子供を思いながら見送った。

ビリー「よかった。親子の衝突は避けられましたね」
ディーゴ「うん。我々はこれでガオーカ星の同盟軍と合流して起死回生の力を蓄えられる」
シュテッケン「ああこれからだ」

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