第26話
『燃えろ剣』
「た ああああ!目が、目が見えない」
涙を流すビリーの不安げな表情が画面いっぱいに現る。

ここから後半とでもいうのかビリーの目が見えなくなりそして新バトルスーツが登場する。新しくなって変になったように見えるのは私だけ?

バクーフ総称軍ユーリよりロングー星討伐の戦闘配置命令が下る。バクーフ各軍との連動作戦で銀河烈風だけの勝手な動きは許されない。

クラパチーノ「出番が来るまで昼寝でもしてますかね」

皆笑う。

シュテッケン「まあ、そういうことだな。皆クラパチーノの様に出番がくるま で余計な力をいれずに構えていてくれ」

なんであんな顔を半分すっぽり隠すヘルメット被ってて奴が クラパチーノだとわかったのだろう。私がみても誰だかわからないぞ。

ディーゴ「実は本番っていう時にコチコチで動けなくては使いものにならんか らな」

このときビリーの目に異常が表れてビリーの様子がおかしくなる。

一番隊の緊急フォーメーションとシンクロ合身の練習をする。その前にライラが心配してビリーに声を掛ける。このときのライラのヘルメットがなんか間抜けに見えるんですけど。せっかくの美人 が台無しだ。

何もファンファンやジャッキーまで服装変えることもないんだけどな。意 味もない帽子被ってあれは海賊の帽子か?

ディーゴ「シュテッケン、今更一番隊の特訓もないだろうが」
シュテッケン「ディーゴ、あんた気がつかないか。士郎の動きがこのごろおかしい」
ディーゴ「おかしい?」
シュテッケン「ああ、何かに気を取られているようだ。この訓練で神経の集中を欠くようだったら実践 で一番隊をまかせられん」
ディーゴ「ああ、考えすぎじゃねぇのか」
シュテッケン「だといいがな」
ライラ「待って、この訓練中止した方がいいと思うわ」
佐馬「ええ、そんなに酷いとも思えんが」
シュテッケン「ディーゴ、俺がもし士郎に前線を退けと命令したらあいつは黙って従うと思うか」
ディーゴ「そら、無理だ。普段ならともかくこの大事なときに士郎が大人しくしているはずが
なかろうが」
シュテッケン「今、あいつに前線をひけという理由がない。もしライラの不安と俺の直感が正しければ 前線でシローと一番隊を失うこともありえるんだぞ、ディーゴ」
ディーゴ「ようし、シローの動きを寸分ももらさずチェックしてみろ」
ビリー「ディーゴ、皆、どうしたんです。いつまで僕達にショーをやらせるつもりです」
シュテッケン「よし、行こう」

ビリーシンクロン合身の練習に失敗して落ちるがなんとか着地して気を失う。

ベッドの上で目を診察されるビリー。

ディーゴ「先生、どうなんだ」
医者「信じられん」
シュテッケン「何が信じられんのだ」
医者「誰もビリーさんの目のこと本当に誰も気がつかなかったのですか」
ディーゴ「目!?」
ライラ「酷い汗、この間の時とおんなじだわ」
シュテッケン「酷い熱を出したことはあるが、その後はなんともなかったはずだ」
医者「おそらくそのときから始まっていたのかもしれません。常人ならば当の昔に視力を失っ ていた」
佐馬「視力を失っていた?」
ディーゴ「じゃ、士郎の目は」
シュテッケン「見えないのか」
医者「うん」
佐馬「しかし、ビリーのさっきの着地は見えないものの出来る業じゃなかった。第一かすり傷 一つしてない」
医者「天性のものでしょう。だが医者としてはっきりいえることは二度と瞳に光がやどること はおそらく難しい」
ファンファン・ジャッキー「えっ、ビリーさん」
ディーゴ「隠していたのか士郎」

シュテッケン「手術してくれ、俺の片目を」
ディーゴ「俺のものだ先生」

うわーこの二人からの目をもらったらすごい顔になるんじゃ ないか・・・

医者「移植しても恐らく無駄です」

でもさ、ブライガーの時代ではあのシュミット・ゲーリンが 一回死んでまたサイボーグとして蘇ったんだよ。そんなことできるんだったら視力ぐらいなんとかなりそうにも思えるが・・・

シュテッケン「なぜだ。オフス星の医者にもみてもらったのに」
医者「カルテは」
シュテッケン「幾たびか惑星間通信でおくられてきた。しかしその度に異常を認めず。だが直検査中と いう報告だった」
医者「この病状は事前に予知することが難しいのです。知らず知らずのうちに神経が内側から 侵されていく。たいくする(?)度に極度の発熱が起こって一旦元に戻る。耐久力があればあるほど、発見が難しくなる。他の内臓疾患と神経系の症状と殆ど見 分けがつかないのです。そのためわかったときにはすでに手遅れというケースが多いのです。私が知ってる限りでは250年前に初の光線間飛行に挑戦して失敗 したパイロット達にこの症状があったことを文献で知るのみです」
シュテッケン「では士郎の目は」
医者「救いがあるとすればオフス星で外宇宙の医学を学んだものによる技術かもしれません。 太陽系の医学では無理でしょう」

なんか訳のわからない病気だ。発見が早かったら防げたんだろうか。

ビリー「リリィさん、リリィさんこんなとこへ来ちゃいけない。無茶だ」
ディーゴ「士郎」
ビリー「誰か宇宙港までリリィさんを迎えにいってくれますか」
シュテッケン「士郎、お前・・・」
ビリー「シュテッケン勘違いしないで。僕は気は確かですよ。いつかこうなることはうすうす感 ずいていました。でもまさか・・・」
ライラ「ビリーあなたはこうなることを覚悟していたの」
ビリー「ええ、正直いって怖かった。でもバクシンバードの艦橋にぶつかりそうになったとき僕 はとっさに目を閉じた。そしたらとたんに周りが見えてきたんです」

信じられない顔をするシュテッケン

ビリー「こうもりが四方に波長を出して本能的に知るでしょ。多分あの感じだ と思う。指の先に目ができたようにレップーンの操作は自然に手が動いた。今まで見えないものを見ようと無理してきたから苦しかった。でも今は多分自然に動 けるはずです」
ディーゴ「士郎、お前なんて奴だ。それで平気なのか」
ビリー「平気なわけがないでしょ。多分ディーゴの顔もシュテッケンの顔も素敵なライラさんや 寂しがりやの佐馬さんや生意気なジャッキーやかわいいファンファンや隊士たちの顔も二度と見られないいかもしれない。でも僕にはみんなの一番いいときの顔 がいつだってみれますよ。それより銀河烈風の一員としてみんなと一緒に戦えなくなることが辛かった。でももう大丈夫です。さっき着地したときは嬉しくて体 中が熱くなってみっともない気絶をしてしまったけど、もう戦えます」
シュテッケン「士郎、強がりもいい加減にしとけ。タンカーに鎖で縛り付けてでも地球かオフス星の病 院に送りこむぞ」

剣を取るビリー

シュテッケン「士郎」
ビリー「シュテッケン、僕は絶対に隊列を離れない。僕がやせ我慢の強がりかどうか試してみる といい」
佐馬「よせ」
ディーゴ「まあまあ」
シュテッケン「お前のへそ曲がりは死ななきゃなおらねぇのか」
ビリー「シュテッケン程曲がっちゃいない」

シュテッケンが床に倒れる。

ビリー「シュテッケン遠慮しましたね。僕が敵だったらどうします。気迫を 失った剣はすでに負けている。あなたに教わった剣の奥義です」
シュテッケン「士郎、お前はなんて奴だ。はっ」
ディーゴ「シュテッケン」
シュテッケン「ヘエエ、ディーゴ、士郎は化けもんだ。頭の先からつま先まで寸分の狂いもねぇや」
ディーゴ「ああ、そうか」
佐馬「お前ら普通じゃねぇ」

ファンファン怒ってシュテッケンにシーツを投げる。また言い合うビリーとシュテッケン。

ディーゴ「シュテッケン、いい加減にしねぇか、二人とも。ここはアステロイ ドじゃねぇんだぞ。士郎、目が見えずともお前が一生懸命明るさを失わないでいてくれることは嬉しい。さっきのシュテッケンの気合はお前が言うほど半端じゃ ねえ。命はとらずとも頭の毛先は飛んでたはずだ。士郎こんな状態になってもお前は生まれつきの天才だ。だがな天才を鼻にかけるな。そういう若さのつっぱり は俺はきれぇだ!」
ビリー「ディーゴ、僕は」
ディーゴ「口答えは許さん!」
ビリー「あっ、はい」

素直なビリーだ。

ディーゴ「シュテッケン、お前もだ」
シュテッケン「ディーゴ」
ディーゴ「お前は気性が荒くていけねぇ。総勢300人の命をまとめるのは規律だけじゃねぇ。列 の精神にも油はいる。オーバーヒートでばらばらじゃ元も子もねぇさ。お前が一番よくわかってることじゃねぇか」
シュテッケン「ああ」
ディーゴ「だったら内輪喧嘩するのも大概にしろ」
シュテッケン「わかった」

あれ?ディーゴだって前にシュテッケンと内輪喧嘩しなかっ たっけ。しかしさすがリーダーディーゴ。決めるときは決めてくれます。

リリィが来る。ビリーのうわごとが本当だったと皆知る。

ディーゴ「ん?さあみんな、野暮はこの辺にして一同退散、退散」
ここで大田胃酸とか続けてくれたら・・・(つまんねぇ)

リリィ「ビリーさん」
ビリー「泣かないで下さい。みたとおりです。悲しくないといったら嘘になります。でも僕は本 当に見えなくなったことでいろんな迷いが吹っ切れたような気がします」
リリィ「あの、なぜ私が来たかわかります」
ビリー「お父さんの最終検査で僕の目のことを知ったんでしょ」
リリィ「10日前でした。チチは私に直にお伝えするようにといいました。私の気持ちをわかっ ているように惑星間通信で送れる内容ではありませんでした。直にお伝えしたかった。来てしまいました」

最終結果ってさいしょからその最終結果を先にしていたら もっと早くに原因がわかったんじゃないのかい。絶対後回しにされてたんだと思うよ。しかも10日前にわかっていたのにすぐにしらせないのは罪悪感から自分 の娘をビリーに捧げることで許してもらおうと思ったのかも・・・すごいぞリリィのオヤジ。(考えすぎ〜)

ビリー「姉がよく言ってました。人間何が起こるかわからない。誰かを恨んで 生きるよりなすがままにいつも笑顔で生きなさいって」
リリィ「いつも笑顔で」
ビリー「姉は昔流行った星影のララバイという歌がすきでした。君の笑顔はミルキーウェイの安 らぎ。お願いです。そんな顔をしないで笑顔を見せて下さい。

星影のララバイの挿入歌が流れる。600年前のヒット曲が この時代にも受け継がれているなんてよっぽどこの曲は流行ったのに違いない。

リリィ「私、このままお側にいていいですか」
ビリー「ああ、リリィ」

ビリーの手の上に自分の手を重ねるリリィ。

ビリー「好きです」

リリィの手をとってまずは手にキス。そしてそれだけではも の足らず唇にもキス。そしてやっぱりそれだけではもの足らずその後は・・・(ベッドの上だったしどうなったんだい?←お馬鹿!)だけどさ、折角なんだから もっとしっかりしたキスシーン描いて欲しかったよ。後ろからみた姿ってつまんないぞ。ビリーの時はいいんだ。別に好きじゃないから。でもキッドのときは嫌 だったよ・・・(しつこいって)

その頃、ナーカ・シンタルの陸上隊がトーバ星に集結し、ユーリのロングー星討伐を阻止する構えでいた。一方オズマは太陽系の流れを決めるためにオフス星の エンゲーレス人と話し合う。その結果銀河烈風に手を貸したいと思うようになった。

ビリーはリリィを乗せてバイクを走らせる。

ビリー「怖くありませんか」
リリィ「あなたといっしょならどこへでも」
ビリー「ようし、飛ばしますよ」

ビリー・ザ・ショットの挿入歌がここで流れる。

リリィ幸せだろうね。ビリーにしっかりと抱きついて。ビリーも背中のぬくもりが嬉しいだろうね。

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