第22話
『揺れる惑星海』
強風の嵐が辺りを襲う。突風で大きな木がスポッと抜けるほど。すごいぞ。そん な中をディーゴ達はバイクでバクシンバードへと帰路に向かう。雷があちらこちらで落ちている。

あんな嵐の中、平然とバイクに乗っているのがすごい。まあ 宇宙にもいけるくらいだ。そんなの問題ないか。一人で納得。

ディーゴ「微妙な嵐だなシュテッケン」
シュテッケン「まるで今の太陽系の気分そのままだ」
佐馬「天変地異でも起こりそうだぜ」
ライラ「天変地異だけで済めばいいけど」

折角基地に戻ったのにすぐにビリーはリリィに会いにホテルへと向かう。リリィは探していたシンザーク・ハイムが命を落とし、そして銀河烈風の敵だと知って 悲しい世の中の情勢に辛い思いを抱いてオフス星へと戻る。ビリーがホテルに着いたときにはもうリリィの姿はなくスリーJが預かったというリリィからのカ セットを手渡された。

カセットにメッセージを吹き込む機械というのはホテルにい つも常備されてるに違いないぞ。普通なら手紙だよね。またそのカセットを聞く装置がレップーンのバイクについているところがすごい。あんな雨の中ヘルメッ ト被って本当に聞こえるんだろうかと思ったりして。まあヘルメットに聞こえやすい装置がついているんだろうね、きっと。

「お命を大切に、いつまでも素敵な笑顔を忘れないで・・・」
リリィのメッセージを聞いて複雑な心境 のビリーだった。

基地内ではスリーJが血相を変えてアーウィン14世の突然の死を伝える。

ディーゴ「バクーフの大黒柱が」
シュテッケン「スリーJ、その情報は各惑星海に」
スリーJ「へ、なんせ並みいる閣僚の前ですから、秘密に隠し通せる余地もなく、おって惑星海に 正式な発表が」
シュテッケン「これで時の流れが大きくかわる。俺達銀河烈風にとって吉とでるか凶とでるか。ディー ゴこいつは油断ならねぇぞ」
ディーゴ「うん」
佐馬「ライラの直感が見事に当たったな」
ライラ「成り行きも厳しくなるわ」
ディーゴ「本題はゴーショキャッスルの動きだ」
シュテッケン「それと新惑星系のイーゴ、オズマ、ケイ達がどうでてくるかだ」
ディーゴ「よし、ライラ、佐馬、士郎、ゴーショ内でどういう動きがでるか探ってくれ」
佐馬「わかった」
士郎「はい、わかりました」
ディーゴ「さあ忙しくなるぞ」

ゴーショ家ではこの機会に覇権をバクーフから取り戻し太陽系統一をはかるためにユーリ・カズン・アーウィンを総将軍に指名しようとしていた。ユーリはゴー ショ家とアーウィン家の血筋を引きそれゆえにゴーショ家から不名誉とされていた。

ユーリ「人の運は星のめぐりに似ている」

陰謀深いながらもユーリは承諾する。

物音に気がつきユーリはナイフを茂みに投げる。木の枝を持ったライラが現れ、ナイフがその枝に刺さっていた。

あんな細い枝にうまいこと刺さって。

ここでライラ2階のバルコニーにいるユーリの元へジャンプする。超人並 みのジャンプ力じゃ。でけへんで普通・・・

ライラ「銀河烈風隊、ライラ峰里と申します」
ユーリ「銀河烈風か。このところ耳にする。女だてらにこの動乱に命をはるのはなぜだ」
ライラ「成り行きと申し上げておきます」
ユーリ「ふふふ、成り行きか。私も成り行きにかけてみたい」
ライラ「お咎めなければ、この場は失礼致します」
ユーリ「私も君と根は同じだろう。また会いたいものだな」
ライラ「機会があれば」

うわーまたジャンプしたよ。二階から飛び降りて足痛くないか?

ユーリ「地球か。この命賭けてみずばなるまい」

ディーゴ「おお、どうだった、士郎」
ビリー「イーゴ・モッコスは今直静観、動こうとはしません」
シュテッケン「ゴワハンドだぬきが」
佐馬「モーリ・アーウィンは今んとこ決めかねてるぜ。ゴーショ家が指名したユーリがアー ウィン14世の後継者として地球に入るのは面白くない。だが、ユーリはゴーショ家とアーウィン家の両方の血筋を引いているから面と向かって反対する理由が ない」

おっ、いつになく長い台詞の佐馬。

シュテッケン「ゴーショキャッスルも上手い手をうったもんだな」
ディーゴ「シュテッケン、ユーリが地球の15代アーウィンに納まるとしたら地球の古だぬきは抵 抗すると思わんか」
シュテッケン「おおディーゴ、いつもの地球贔屓に似合わずいいところをついてるぜ」
ディーゴ「ほあ、そうかな」
シュテッケン「おれもディーゴと同じ事を考えていた。地球じゃそう易々とユーリを迎え入れる連中ば かりじゃねぇ」
ライラ「下手をするとユーリはゴーショ家に担がれて地球の反対派の矢面に立たされる生け贄か もしれないわ」
ビリー「それが本当なら時代の犠牲者だ」
シュテッケン「ライラ、ユーリという男どうだ」
ライラ「わからない。ただのデク人形じゃないことだけは確かね」
シュテッケン「そうか」
ディーゴ「こいつはとにかく一波乱来るな」
シュテッケン「ああ」

烈風隊を前にディーゴが吼える。

ディーゴ「銀河烈風はこれより、ユーリ閣下を護衛して地球アーウィン城入場 の任務につく。行く手に何がおこるかわからん。命の惜しいものは出発前に脱退届けを出せ。私と共に行くものは今まで通り隊規をもって従ってもらう」

あれ?一度烈風隊に入ったら出るときは死罪じゃなかったっ け?

ディーゴ「嬉しいぜ。共に命は一つだ」
隊員「烈、烈、烈、レツゥー」

シュテッケン「うん、いいディーゴ」
ディーゴ「どうだちょっとは様になってきただろう、俺も」
シュテッケン「ディーゴ、あんたは素晴らしい」
ディーゴ「からかうなよシュテッケン」

なんかもう二人は出来てるからベタぼれなんだよな、きっ と。(←おいっ)

シュテッケン「実は今しがたモーリ公から銀河烈風に緊急命令が入った」
ディーゴ「なに!」
シュテッケン「モーリ公はSP隊とともにキョーラーク星の治安を固める。ユーリ閣下地球アーウィン 城入場の護衛は銀河烈風に全て任せるとな。わかるか。今んところはユーリも俺達も時代の捨石だ」
ディーゴ「ふさけるな。俺達は捨石でになるために今まで頑張ってきたんじゃない」
シュテッケン「そうさ、敵も味方も一夜明ければわからねぇ世ん中だけどな。俺達は烈の意地を通す。 それしかねぇ」
ディーゴ「シュテッケン、俺達は男だぜ」
シュテッケン「ディーゴ、やっぱりディーゴだな」
ディーゴ「何をいいやがる」

護衛につく銀河烈風。

ビリー「来ました」
佐馬「ん?あれはテングーロボの改造型だ。ってことはバクーフの差し金か」
ディーゴ「辛い戦いになったな」
シュテッケン「バクーフにも男はいる。だが今は勝つか負けるかだ。俺達は生き延びる」
ディーゴ「銀河烈風総員に告ぐ。烈の意地にかけてこの難関を突破する。ゆけ!」

テングーロボには髪の毛生えてるし、烈風隊のロボの武器は 扇子。すごいロボットだよ。

烈風隊側のロボットあっさりやられて苦戦する。
ディーゴ「よし、反撃に出るぞ」

バクシンガーの登場であっさりやられる。

この敗北で責任を取るタクラは自ら命を絶った。

さて、シュテッケンとディーゴの会話に注目。台詞じゃなく て声の方に注目!な、なんとディーゴがしゃべってるのに声がシュテッケンになって、シュテッケンがしゃべってるのに声がディーゴになってる。声が入れ替 わってるの。よくみてないと見逃すぞ。

ディーゴ(なのにシュテッケンの声)「タクラ・スーオ将軍派病死ということ で発表されたそうだ」
シュテッケン(なのにディーゴの声)「そうか」

ビリー「時代はどっちへ流れていくんでしょう」
シュテッケン「わからねぇ、ただ俺達は俺達の生き方を貫くだけさ」

頷くビリーであった。


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