第21話
『獅子たちの群像』
キョーラーク星のロングー大使館の再開で反バクーフ過激派が大いに暴れてい た。

ビリー「あん?」
佐馬「ロングー星大使館が再生されてこう反バクーフの狂犬どもにうろつかれたんでは住民は 安心できないぜ」
ビリー「先のケイ・マローンの暴動事件をきっかけにアーウィン14世が太陽系の強い結束を望 んでの寛大な処置なのにこれでは人の親切を仇で返すようなもんです」
佐馬「バクーフはあの連中の取り締まりも寛大にしろとの言明だが、全く真意がわからん。さ あ行こう」
ビリー「ええ」

過激派の暴挙は市民にも降りかかり、店を荒らすもの、殺されるものまででていた。その市民の怒りのしわ寄せが銀河烈風にもおよび非難される日々が続いた。

ケイ・マローンが暴動事件を起こしたことでバクーフに捕らえられた。処刑が迫る中、シンザーク・ハイムがオズマ・ドラーゴとナカ・シンタルの協力を要請し て救出作戦に乗り出した。

ディーゴ「このところ隊員たちも相当いらだってきている。何か打開策を考え ないとな」
ビリー「バクーフの緩和政策はゴワハンド星のイーゴがモーリ閣下に働きかけてやらせたという 噂がもっぱらですよ」
ディーゴ「うん。最近イーゴは盛んにモーリ閣下の所に出入りしていることは事実だ」
佐馬「ということはイーゴが反バクーフの牙を出してきた」
ディーゴ「うん」
シュテッケン「反バクーフの連中をキョーラークせいに集めるだけ集めた上で一網打尽と言うことも考 えられる」
ビリー「でもそれでしたら、イーゴがモーリ閣下のもとに出入りしないでしょ」
シュテッケン「筋道からいけばそうなる。しかしイーゴという男、腹の底をみせねぇ奴だ。一筋縄では いかんぞ」

ファンファンが入ってきてビリーにリリーが来たと伝える。ビリーはからかわれていると思い部屋を飛び出して追いかける。

ビリー「ファンファン、本当だったんだね。ごめんごめん」
ファンファン「つん!」

リリー「わたくしロングー大使館に人を尋ねて行きましたけど、もう閉まって ました。それでこちらに来ましたの」

開いてたらこなかったんかいな。開いてても用事が済んだら 来てたんでしょうに。

ビリー「大使館に誰かお知り合いでも?」
リリー「シンザーク・ハイムさんて方」
ビリー「ああ、その人なら僕も知ってます」
リリー「そう。あの方父の病院の患者さんでした。胸部切開の大手術の後、突然行方不明になっ て、一刻も早く病院に連れ帰らないと大変なことになるんです」
ビリー「そうですか。あの・・・僕の方の診断の結果はどうなりましたか?」
リリー「すみません。もう少し待って頂けませんか」
ビリー「そうですか」
リリー「でもお元気そうで安心しましたわ」
ビリー「ええ、どうも」

診断してからあんなに時間が経ってるのにまだわからんのか い。待ってるうちに大変なことになっちゃうじゃんか。

ケイ・マローンはシンザーク達によって救出される。このときのケイ・マローン無精ひげを生やしてるよ。でも髪の毛は横にくくったまんま。絶対変えないね。

ディーゴ「何!戒厳令が?」

緩和政策は過激派を集結させてそこを一掃するイーゴの作戦だったと知る。

ビリー「スリーJさん。ちょっとお願いがあるんだけど」

このときのビリーの顔に注目。のっぺりとして口だけがにんまりと笑っている。すごい簡単な表情。

ビリー「この人、リリーさんっていって僕の、その・・・えへ」

恥ずかしがっているビリー。

リリーがここへ来たのは大使館が閉まったあとの話ということは夕方から夜にかけてとも考えられるな。(時間の流れが曖昧だしね)そしてこの時点外は明るい から夜があけたとしてここに泊まったのか?ということはビリーはもうすでにリリーと・・・なんて考えてみても面白いかな。(←おいっ)


シンザーク達はケイ・マローンを救出し、モーリはシンザークをリーダーとするロングー星の密貿易の拠点シモーヌ星攻撃の命令を下した。しかしイーゴは新惑 星系との争いを避けるためにあっさり引き上げてしまう。

ライラ「リリーさんの探しているシンザークと戦わなくっちゃいけないなんて 皮肉ね」
ビリー「仕方のないことです」
ライラ「これも銀河烈風の宿命ね」

シュテッケン「シンザーク・ハイム、敵にとって不足はない」

ケイ・マローンはトルサ星で休養をとることになり、オズマとナカの二人とシモーヌ星を後にする。そこへバクーフの艦隊がやってきてシンザーク・ハイムは決 戦に臨んだ。シンザークが指揮する民兵隊は手強くバクーフ軍は苦しい立場になる。そこへバクシンガー登場。

ニューバクソードがでてくるが、その過程がなくって、気がついたら持っ ていた。降って湧いたようだったな。

バクシンガーの攻撃でシンザーク・ハイムは炎の中に散ってしまった。

オズマ「一歩戻るには遅かったぜよ」
ケイ・マローン「シンザークさん」
オズマ「ケイ・マローン。今度はおぬしがシンザークに代わってしっかりせないかんときが来た ぜよ」
ケイ・マローン「はい」

バクシンガーのロボットから一人降りて歩くビリー。複雑な心境であった。


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