第17話
『乱闘・ミーブ荒野』
セゾンJr.と別れを告げる5人。シュテッケンにセゾンJr.がオフス星の武 器等のカタログを渡す。

ビリー「こりゃ当分シュテッケンの愛読書になりそうですね」

バイクで宇宙を突っ走る5人。キョーラーク星が見える。で もさ、大気圏に下りるときもあの格好で降りるの?一番危険なときだと思うんだけど、人間が燃え尽きないでいられるってすごいな。これも今に始まったこと じゃないけど。

5人が基地に戻ると皆お帰りなさいと出迎える。

ディーゴ「どうかしたかシュテッケン」
シュテッケン「しらねえ顔が随分増えたようだな」
ディーゴ「多分ジューロが採用した新入りだろ。留守中のことは全てあいつに任せておいたから な。まっ、気にするな。さあ行こう」

ビリーに
土産を催促するファンファン。何も買ってこれなくて悪く思うビリーだがファンファン すねる。絵葉書を出すが満足できないジャッキー。

ビリー「そう馬鹿にしたもんでもないぜ。素敵なところさ。それに向こうに知 り合いができたからね。頼んで何か送って貰うよ」
ジャッキー「ほんと?」
ビリー「あーほんとさ。あはっ、ああよかったな。なっ、ファンファン。フフフッフ・・・」

鼻歌を歌うビリー。

あら、いつの間にリリーとそんな仲になったのだろう。慌 てて診察室を飛び出してろくに話もできなかったようにみえたけど。もしかして何かを口実にリリーと連絡取りたかったんでそれができるんで嬉しいのかな。

ファンファン「はあー、ビリーさんがオフス星で知り合った人っていうのは きっと素敵な女の人ね」
ジャッキー「どうしてそんなことわかんのさ」
ファンファン「あら、女の感よ」
ジャッキー「は?生いっちゃって、この!」

なんかこいつら怪しい兄妹だよな。

ビリーのシャワーシーン。水に濡れても髪がアフロのまま。あ れが天然だったらまっすぐになると思うし、パーマだったら余計に縮れるんだけど、あのまんまと言うことはかなりの脂ぎったアフロで水をはじくに違いない。そしてビ リーったら脇毛剃ってるのかな。脇毛もなかったぞ。って、私はいつも何を観察してるんだ。でもアニメキャラクターって脇毛ってないよね。

ビリー「オフス星か・・・」

挿入歌『面影ララバイ』が登場。この歌も一度聴いたら印象強いんだよね。トゥルルトゥルルトゥルッルル〜。

ドクターディネッセン「リリー、この間から手紙ばかり書いているようだが一 体誰に出すのかね」
リリー「誰にも」
ドクターディネッセン「おかしな子だ」

引き出しからビリーのカルテを取り出す。すごい意味不明の英語文字。ビ リーの写真に頬ずり?おいっ、それカルテだろうが。いいのかそんな個人情報たっぷりつまったものを私物化して。ビリーを思うリリーだけどい つの間にそんなに夢中になったんだ。

ディーゴがシャワーから腰にタオル一枚巻いて頭を拭きながら出てくる。パ ンツはいてるのかな?(←おいっ)

ディーゴ「ふーう。んあ?シュテッケン来てたのか」
シュテッケン「ディーゴ、基地内の連中の様子が変だとは思わねぇか」
ディーゴ「はてな?新入りが増えたせいじゃないのか?」
シュテッケン「違うな、以前からの隊員達の何人かも明らかに人が変わっている顔つきだ」
ディーゴ「ほぉー」
シュテッケン「何かあるな、いやーな予感がするぜ」
ディーゴ「んー、ジューロからの報告を聞けば何かわかるかもしれんな」
葉巻を吸うディーゴ。

あらディーゴ葉巻吸うのね。プハーって言うときの口が数字の3をひっく り返したようにかかれていてかわいい。

ディーゴ「ほおっ、随分強力なメンバーがよくこれだけ加わったもんだな」
ジューロ「ええ、テディ・ベインの幼なじみでカシム・タローンっていうなかなかの若者が入隊し ましてね、新入隊員の大方はみんなそのカシムを慕ってきた連中です。どれをとってもなかなかの腕達者ですよ」
ディーゴ「それは心強いな」
シュテッケン「カシム。タローン?どこの出身だ?」
ジューロ「ドーエ星です」
シュテッケン「ドーエ星?」

ビリー「そういえばテディはアステロイドに来る前、地球やドーエ星で幼いころを過ごしてたっ て言ってましたね」
ジューロ「カシムっていうのはブルー惑星海じゃ若者達にかなり人気があるら しいんです。新太陽系の未来像なんて本も出してるくらいですから頭もかなり切れる」
佐馬「そういわれてみりゃ、なんだかそれっぽい顔した連中が多くなったような気もするな」
ジューロ「非常に熱心な男で隊員たちを集めては時代の分析や行動論などを講義してくれてます。 私も一度聞きましたが、なかなかの理論家ですね」
シュテッケン「へんなことを吹き込みやがって。余計な知恵をつけたな」
ジューロ「ん?シュテッケン」
シュテッケン「銀河烈風にはな、ものの役にたたねえ生半可な知恵は必要ねえんだ」
ディーゴ「まあ、まて。で、そのカシムは?」
ジューロ「テディの五番隊とパトロールに出ています。まもなく戻ってくるころだと思いますが」
ディーゴ「帰り次第ここへ呼んでくれ」
ジューロ「はい」

シュテッケン窓際に向かう。

シュテッケン「ライラ、そのカシムって野郎のなんとかいう本知ってるか?」
ライラ「一応ね。純粋に太陽系を愛する若者の情熱をうたいあげたかなり激しいものだわ」
シュテッケン「議論武装する奴には必ず裏がある」
ライラ「銀河烈風にとっては危険な人物かもしれないわ。彼の理論はバクーフ側にも新惑星系側 にも支持されている部分が多いから」
佐馬「やっかいな野郎が入ったもんだな」

シュテッケンもなんでライラにそんなことを聞いて、ライラ もなんでそんな本のこと知ってるんだろう。

ドアベルが鳴る。

ディーゴ「どうぞ」
テディ「ビリー」
ビリー「やあ、テディ」
テディ「お前が留守の間一番隊はまるで気の抜けたねぐら隊だったぞ」
ビリー「アハハハ、テディも相変わらず元気だな」
テディ「ああ、紹介しよう。ジューロさんから聞いてすでに知っていると思うけど、俺のドーエ 星時代の幼なじみでカシム・タローン」
カシム「カシムです。よろしく」

シュテッケンとカシムにらみ合う。

ディーゴ「ドン・コンドールです。よろしく」
カシム「よろしく。他の方々はテディからよく伺っています」
ディーゴ「まあ座りたまえ」
カシム「お言葉ですが、後でゆっくり伺います。ジューロさんからの指示で新しく配備する武器 調達の一端を任されてます。これからその受け渡しに立ちあいますので」
テディ「私も手伝おう」
カシム「ありがとうテディ。それでは失礼します」
ディーゴ「それでは後ほど」

ディーゴ「なるほど切れそうな男だな」
シュテッケン「くせーな。ライラ、佐馬悪いがテディと奴の後をつけそれとなく探ってこい。切れる奴 ほど動きは早い。ビリーお前はアステロイド以来の隊士だけを集めて待機していてくれ」
ビリー「シュテッケン」
シュテッケン「俺の感に間違いはねぇ」

テディとカシムが武器調達に向かう途中、カシムがテディに本心を伝える。最初から銀河烈風をのっとるつもりでいた。

カシム「君を騙すつもりはなかった。幼いころからの友達だ」

二人の子供時代の回想がある。遊んでいるときにテディがカシムを強く襲い掛かったためにその反動で近くにあったものでカシムが右目を負傷して失明してし まった。カシムはテディを恨んでいないがテディはいつまでも負い目がある。

テディはカシムの本心に戸惑う。ディーゴや烈風隊を裏切れないというが、選んだのは結局カシムにつくことだった。

ディーゴ達を裏切れないといいながらも結局裏切っているの では?

基地ではスリーJがイーゴ・モッコスが動き出したことを伝える。そしてカシムが頻繁にイーゴと暗号連絡をしていたことがわかる。

ビリー「テディはどうなります?」

結果として裏切ったことになり隊規を知っているテディだからこそ決着をつけるしかないとディーゴは言う。ビリーはショックを隠しきれない。

さっきまで仲良くしてたのに、いきなり敵になってしまったビリーとテディ。厳しい世界だよ全く。

ビリー「テディ」
テディ「来ると思っていたビリー!お前が相手ならこんな嬉しいことはない遠慮はしないぞ」

一人で覚悟して待っていたテディ。そしてビリーの剣に倒れるテディ。

テディ「ビ、ビ、ビリー」
ビリー「テディ」

悲しみで一杯のビリー。なんて凄まじいシチュエーション。昨日の友は今日の敵。お互い親友同士なのに避けることのできない掟。テディがかわいそすぎるよ。

ニーオームロボ(カシム側)とテングーロボ(烈風隊側)が戦う。でもちょっとちゃちな戦闘シーンだ。そしてシンクロン合身でバクシンガーも登場してカシム をやっつける。

ビリー「テディ」
一言呟きさらに涙を流す。

イーゴはカシムの敗退で動かないことを決める。
イーゴ「銀河烈風には借りがある」

シュテッケン「テディの墓にこれを一緒に埋めてやれ」
シュテッケン自分の剣を差し出す。

悲しみの中バイクを飛ばすビリー。手にはテディの剣が握られているのだった。そしてミーブ荒野の砂嵐はいつまでもやむことなく吹きすさんでいた。ビリーの 心の中をあらわすように。

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