第10話
『ラーナ星の陰謀』
銀河烈風隊パトロール中。

佐馬「ねえ、ライラさん」
ライラ「なあに」
佐馬「前から一度聞いてみたいと思ってたんだが、あんた自分のこと全然話し たがらないけど、たまには聞かせてくれないかなぁ」
ライラ「ウフフ、みたとおりの流れ者よ」
佐馬
「そうかな」
ライラ「まあ、いいじゃないの。誰にでも話したくないことや触れられたくないことってあるものよ。まっ、そのうち機会があったら話すわよ」

佐馬
「まぁたこれだもんね。なんだかんだいって逃げちゃうん だから。益々興味湧いちゃうじゃないの」
ライラ
「うふふふふ」

ライラフラッシュバックに襲われ突然真剣な怖い顔になる。

佐馬「ライラ、ねえライラどうしたの」
ライラ「アハハ、ごめんごめん。私変だったかしら失礼」
佐馬「どうしちゃったの。急に怖い顔して。具合でも悪いのかい?」
ライラ「いいえ、なんともないわよ。ごめんなさい」
ファンファン「どうしたのかしらね。普通じゃなかったわ」
佐馬「はあ、きっとおなかでも痛くなったんだろう」
ファンファン「そうかしら」

このとき佐馬はあの日かもなんて思ってたかも・・・(す んません、どうしても言いたくなった)

スリーJのやとった諜報要員たちが、ケイ・マローンに追いかけられる。スリーJが助けようとするがすでに遅く、スリーJ自身も危うくなった。そこへビリー たちが現れてケイ・マローンが追いかけらる。しかし取り逃がす。諜報要員の一人がノエル・ノーチェと残して息を引き取り、その言葉を聞いてライラが驚く。

ビリー「ライラさん、あなた何か知ってるんじゃないですか」
ライラ「やだ、あたしが知ってる訳ないじゃないの。あっ、わかった察するところそれ人の名前 でしょ」

とぼけるライラであった。ミエミエだっちゅうの。

ケイ・マローンが動き出したことで何かあると睨む一同。

シュテッケン「ノエル・ノーチェっていうのはこのキョーラーク星の隣ラーナ 星の領事なんだ」
ビリー「えっ?」
シュテッケン「ラーナ星といえば、このイエロー惑星海じゃキョーラーク星についで二番目に奮い伝統 をもつ惑星だ」

ディーゴ「実はな、ついちょっと前にゴーショキャッスルに滞在中のアーウィ ン14世の側近から命令が入ったんだが、その命令と関係があるんだ」
ビリー「命令?」
シュテッケン「ラーナ星は湖が大半を占める星だ。そのメインランドにはゴーショ家の離宮ビクトール キャッスルという水上宮殿がある」
ディーゴ「そこの領事がノエル・ノーチェという実力者だそうだ」

ビリー「で、命令とは?」
ディーゴ「明日その水上宮殿で600年続いた恒例の新太陽系起源祭がおこなわれる。アーウィン 14世とその弟モーリアーウィンがプリンスゴーショに招かれ てそこへいく。俺達はその警護って訳だ」
ビリー「そりゃむちゃですよ、ディーゴ。プリンスゴーショにしてもアーウィン14世にしても です。今このキョーラークせいを離れたら一体どうなると思いま すか。この間のシェルゲイトの戦いでキョーラーク星を追われた連中が今がチャンスとばかりに何かしかけてくるのがわかりきってるじゃありませんか」
ディーゴ「そのとおりだ、士郎。だがな、600年の重みってもんはそんなもんじゃねぇ。外宇宙 の艦隊が太陽系を脅かそうと新惑星系の連中がガタガタ騒ごう と600年続いた恒例の行事をやめるわけにはいかない」

シュテッケン「銀河烈風隊はアーウィン家、すなわちバクーフの特別警護隊 だ。そこでバクーフが命をはるならそれを守る。それが我々の務めだ」
佐馬「しかしなんだな、俺達が護衛の任務でラーナ星へいくのはいいとして、スリーJの情報 で浮かび上がったノエル・ノーチェとロングー星のケイ・マローン の動きはどういうことなんだ。奴は一体何をたくらんでいるんだ」
シュテッケン「聞くまでもないだろう。行けばわかる」
佐馬「そりゃそうでしょうが、拙者どうも気になるの」

ディーゴ「別働隊がいるな。やつらの影の動きを抑えれば先を越される」
シュテッケン「うーん」
ライラ「待って、一足先にあたしにいかせてほしいの」
ビリー「ライラさんどうしてまた」
ライラ「そうさせて欲しいの」
シュテッケン「よかろう」
ライラ「ありがとう」
佐馬「ほんじゃ拙者もいかせてもらいましょうか」
ライラ「佐馬さんあたし一人でいきたいの」

ラーナ星へ向かうアイエズ艦隊、アーウィン14世艦隊、そしてバクシンバード。

三年前の出来事がライラの脳裏をかすめる。突然の家の爆発。皆襲われて殺されてしまった。父親であると信じていたものが実は養父であったと告白され受け入 れられないライラ。ノエル・ノーチェを探せといわれ息を引き取る養父であった。

ノエル・ノーチェはケイ・マローンと組みプリンスゴーショを連れ出す計画を立てる。

一方宮殿ではシュテッケンとディーゴがヤキモキしていた。そのとき花火が上がる。

ディーゴ「おっ、みろシュテッケン。これが花火という奴だ。おれは今回初め て見る」
シュテッケン「いいよあんたはのん気でいいな」
ディーゴ「そういうな、ほーみろみろ」

このシーンの二人がかわいい。シリアスな場面の中にこういうシーンがあるとほっとするね。

そしてノエル・ノーチェとようやく会ったライラだった。

ライラ「殺そうとはいってないわ。私の名はライラ・峰里」
ノエル・ノーチェ「ライラ・峰里!」
ライラ「ご存知ね、私以上に私のことを」

しかし聞き出す前にノエル・ノーチェは何者かにナイフを背中に突きつけられてしまう。

ビリーと佐馬がやってきて、ライラはケイ・マローンの計画を伝える。そして先に二人をいかせて息を引き取りそうなノエルの言葉を聞く。

「あなた様はゴーショ家の尊いお方のお嬢様です・・・」

最後まで聞くことができず悲痛な思いのライラであった。

回想の中のライラの服装はまともだった。いつものパンチら、胸あきの服もきわどいが、さらにこの黒水着の布の少ないこと。何も潜り込むのにそんな水着にな らなくても。裸同然じゃないの。それをまともにみたビリーも佐馬も普通の対応でなんとも思わないはずがないと思うんだけど。見てみぬフリだったのかな。 ライラはこの3年で偉く露出狂になってしまったもんだ。

花火のクライマックスでケイ・マローン率いるロボットが現れてプリンスゴーショを連れ出そうとする。仁王型ロボットと交戦するバクシンガー。ケイ・マロー ンがそう簡単にいくかなっていったが、いとも簡単にやっぱりバクシンガーの勝ちだった。

ノエル・ノーチェのために湖のほとりに花を捧げるライラ。その顔は悲しさで満ちていた。

 BACK              HOME
inserted by FC2 system